うんちの状態

愛犬の便の状態がいつもと違う!という場合には

「愛犬が2日間うんちをしない」「愛犬のうんちが下痢気味になった」など、便のトラブルは意外と多いと思います。ほとんどの場合、食べたものが原因のことが多いですが、何らかの病気にかかってしまうということも考えられるので、はっきりとした原因がわからない場合には動物病院で診てもらうことをおすすめします。

 

犬の下痢・軟便の症状で考えられる原因

ドッグフードの内容・食べすぎ

 

下痢や便秘の症状があった場合、まず最初にドッグフードを疑ってください。「給餌量をしっかりと守っているか」「最近ドッグフードの切り換えを行っていないか」など。食べる量が多すぎると消化不良を起こし、下痢を起こすことがあります。また、新しくしたドッグフードの中の何かに反応して体調を崩すこともあります。肉副産物や人工添加物が含まれていないかすぐにチェックしてください。

 

 

特定の原材料に対するアレルギー症状を起こしていることも考えられます。良くない状態が長く続くと慢性的に胃腸が弱くなることがあるのでできる限り早い対応をとることが大切です。ドッグフードが原因の場合は、1食分ぬくか量を減らすことで確認できます。

 

 

食中毒・寄生虫による体調不良

 

ドッグフード以外でもワンちゃんが口にした可能性があるものを考えてください。室内飼いの場合は、お菓子やチョコレートなど人間が食べるものを食べる危険性があります。テーブルなど少し高さのある場所に置いていても、飼い主さんの留守中にあの手この手を使って食べてしまうということも考えられます。手作りドッグフードの場合には、レシピの見直しを行ってください。

 

また、寄生虫により下痢を起こすこともあります。フィラリアなどはワクチンを打っている場合が多いので予防はできますが、それ以外にも様々な寄生虫が存在します。散歩中に他の犬のうんちに接触しないように気をつけてあげてください。寄生虫によっては飼い主さんが全く気付かないうちに感染することもありますので、原因不明の場合は病院で寄生虫検査を行ってください。子犬の場合は、母犬のお腹の中にいるときに感染している可能性もあります。

 

 

腸の病気

 

下痢の症状がみられる病気の一つに腸炎症があげられます。腸は、大腸と小腸に分けられますが、炎症を起こしている箇所によって症状が違ってきます。大腸の場合には、ウンチの回数が増えたり血便が出ることがあります。逆に、うんちを出したいのに出ないといった便秘のような症状になることもあります。

 

 

小腸の場合には、お腹にガスがたまり大腸炎症よりも水っぽい便になります。おならの量が増えたり口が臭くなる症状が出るので飼い主さんも気付きやすいと思います。いずれにせよ、動物病院での治療が必要になります。

 

犬の便の状態で考えられる原因

犬の便の状態で考えられる原因を大まかにまとめました。100%当てはまるというものではありませんが、病院で診てもらうまでの処置の参考にしてください。

 

 

愛犬のうんちチェック

うんちの色が茶色っぽくなった
特に病気は考えられませんが、ドッグフードを変えていないのに症状が出たら少し様子を見てあげてください。

 

うんちの色が黒っぽくなった
口や胃、小腸で出血している可能性があります。鉄分の少ない食事で解決することもあります。

 

うんちの色が赤い
大腸や肛門など消化管の下の部分で出血している可能性があります。血便が出た場合には、その色やにおいなどをメモし、すぐに動物病院で診てもらうようにしてください。

 

うんちの色が薄い
以前よりうんちの色がはっきりとしなくなったら、それは、下痢の前兆かもしれません。食べすぎやドッグフードの内容物が原因の可能性が高いです。

 

便が硬くなった
少し便秘の症状を起こしているかもしれません。普段から水分をしっかりととっているか確認してください。

 

うんちを出すのに時間がかかる
特に問題はありませんが、明らかに時間がかかりすぎといった場合には、大腸腫瘍の可能性も。

 

 

犬の下痢Q&A

 

下痢の症状を起こしているけど犬はとても元気。これって大丈夫?

犬が下痢の症状を起こしても体調を崩しているように見えないことがあります。この場合、ドッグフードやおやつなどの食べすぎなど軽度なものが考えられますが、続くようであれば獣医の診察をおすすめします。

 

健康なうんちってどんなうんち?

茶色からこげ茶色のうんちであれば健康的だといえます。硬さは、硬すぎず柔らかすぎずがベスト。ティッシュなどでつかんだ時に崩れない程度をめやすにしてください。においは、鼻を近づけない限り無臭くらいがちょうど良いでしょう。1日2〜3回、食べた量より少し少ないくらいが一般的です。しかし、このような健康的なうんちであっても、いつもと違う症状が出たら何かストレスを抱えていることも考えられるので、ふだんから愛犬のうんちの状態はしっかりと把握してあげることが重要です。

 

 

犬の便秘で考えられる原因

犬は、2日間便が出ない状態が続くと便秘と判断されます。コロコロとした便を出すようになったら、便秘の前兆ともいえるので対策をうつようにしましょう。

 

 

ストレスによる便秘

 

犬の便秘で一番考えられるのがストレスです。引っ越しをしたり、必要以上にしかりつけたりするとストレスがたまります。引っ越しなどによる環境の変化は時間とともに慣れていきますが、その他の場合には、できる限りストレスをためないように接してあげるようにしてください。

 

 

運動不足による便秘

 

人間と同じで、犬も運動不足で便秘を起こすことがあります。運動嫌いなワンちゃんの場合、運動が逆にストレスになってさらに便秘を悪化させることもあるのでなかなか難しいですが、犬用のグッズなどをうまく利用して運動不足を解消してあげてください。

 

 

水分不足による便秘

 

単純に、体内の水分が足りずに便が硬くなっていることが考えられます。便が硬いと排出も難しくなるため便秘になります。水の量を増やすことで解決しますが、飲まないときはウェットフードへの切り換えや、トマト・きゅうりなど水分の多い食材を与えてみるというのも一つの手です。

 

病気による便秘

 

何かの病気にかかり便秘を起すことがあります。便秘の症状を出す主な病気は、寄生虫、前立腺疾患、腸閉塞、肛門周辺の炎症など。下痢の症状と同じで続くようであれば獣医に相談しましょう。

 

 

腸閉塞は、異物を飲みこんだ時に起こることもあります。