心臓病とドッグフード比較

心臓病のワンちゃんに必要な食事

犬の心臓の病気には、心筋症、心臓肥大、僧帽弁閉鎖不全症、感染症によって引き起こされる心臓疾患などがあり、それらすべてを合わせて心臓病といいます。心臓の病気はどれも基本的に同じ食事療法になりますが、その進行具合によっては獣医の指示が必要になります。

 

 

一般的に販売されているプレミアムドッグフードは、初期の段階(心雑音は認められるが具体的な症状は見られない)と予防に効果が期待できます。症状が進むとナトリウム制限などの成分調整をアドバイスされたり、病院の療養食を出されるようになります。このあたりは獣医によっても見解が分かれることがあり、場合によってはEPAやDHAなどのサプリメントを勧められることもあります。

 

 

心臓病の原因や症状、寿命については、「犬の心臓疾患」でご紹介しています。

 

心臓病におすすめなドッグフードとは

心臓病には、何か良い成分が含まれたドッグフードというよりは、とにかく心臓に負担がかからない食事を選択することが大切になります。

 

 

肥満を予防する食事

 

肥満になると多くの血液を必要とするため心臓に負担かがかかります。愛犬が肥満体型であれば少しずつ体重を落とせるようドッグフードの見直しを行ってください。ただ、「ちょっと太ったかも」という程度ですぐに心臓に影響するわけでは有りませんので、適正体重に振り回され過ぎないようにすることも大切です。「犬の肥満判定BCS」のBCS4〜5に該当するワンちゃんにはカロリーを抑えたドッグフードを与えるようにしてください。

 

 

筋肉をつける食事

 

上と逆になりますが、やせすぎにも注意が必要です。心臓病になると病気による疲労や呼吸困難により通常より多くのカロリーを必要とします。健康な犬であれば脂肪を分解してエネルギーに変えますが、心臓病のワンちゃんはたんぱく質を分解し栄養とすることが分かっており、食事の量が少ないと筋肉量もどんどん減っていきます。そのため、体重が落ちてきたワンちゃんには、良質なたんぱく質を含んだドッグフードでしっかりとカロリーをとることが必要になります。

 

 

ナトリウムを摂りすぎない食事

 

ナトリウムとはミネラルの一種で、塩素と結びつくことで塩化ナトリウム(塩)になります。体内のナトリウム量が増えるとその濃度を薄めるために水分を蓄えるため心臓への負担が大きくなります。(水分を増やすためには心臓による血液の循環が必要)しかしながら、最近では初期症状での過度なナトリウム制限は逆効果という見解もあり症状を見ながら調整していくことがベストだといえます。医師の指示に従い適切なドッグフードを選ぶようにしましょう。

 

心臓病にはカナガンとナチュラルドッグフードどちらがおすすめ?

心臓に負担をかけない食事のポイントを一つずつ、カナガンとナチュラルドッグフードで比べていきます。

 

 

肥満を予防する食事 カロリー比較

 

カナガン

NDF

361kcal

339kcal

 

 

どちらも100g当たりのカロリーになります。カナガンとナチュラルドッグフードの1食当たりの給餌量は同じかややカナガンの方が多いくらいなので、カロリーで比較するとナチュラルドッグフードの方が低くなります。肥満が気になるワンちゃんの場合は、ナチュラルドッグフードで適正体重まで戻すと良いでしょう。

 

 

筋肉をつける食事 たんぱく質量で比較

 

カナガンドッグフードの主なたんぱく質源は、チキンと卵とエンドウ豆。ナチュラルドッグフードはラム肉。2点のたんぱく質割合は以下の通りです。

 

 

カナガン

NDF

33%

20%

 

 

カナガンとナチュラルドッグフードはどちらも安心安全の原材料を使用しているため質の良さはほぼ同じと考えてよいでしょう。ただ、カナガンの方が使用しているたんぱく質源が多く配合割合も多いので、心臓病による筋力低下が気になっているワンちゃんには、カナガンドッグフードの方がおすすめです。

 

 

ナトリウムを制限した食事
 

 

カナガンにもナチュラルドッグフードにもわずかではありますがナトリウムが含まれています。

 

 

カナガン

NDF

0.24%

0.23%

 

 

両方ともほぼ同じ数値ですが、ナトリウム制限を細かく行う必要があるワンちゃんにはナチュラルドッグフードがおすすめです。ランキング4位としてご紹介しているネルソンズドッグフードはさらに低い0.21%ですので検討してみるのも良いかもしれません。(ネルソンズドッグフード7ヶ月〜7歳対象)

 

 

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